高野山に通いだして、7年になります。
高野山とは、平安時代のはじめに弘法大師空海によって、開かれた日本仏教の聖地です。
(以降、親しみを込めて空海さんと記述します。)
空海さんは、835年3月21日に高野山奥之院に入定され、
今も人々を見守り、苦しみから救い続けておられます。
(このページはプロモーションを含みます)
高野山といえば角濱のごま豆腐です♪角濱総本舗 胡麻豆腐(ごまどうふ) 190g×2本 5箱セット(タレ無し)※産地直送品の為、他商品と同梱・代金引換はお受け出来ません。高野山 ごま豆腐
↓目次から飛べます↓
行き方は2通り?
奥之院への行き方は、主に次の2通りがあります。
①一の橋から向かう方法(約2km・徒歩約1時間)
②奥之院 中の橋駐車場から向かう方法(約1km・徒歩約30分)
一の橋から歩いて行くのが正式参拝ですが、
こちらでは、②の奥之院 中の橋駐車場から奥之院へ向かう
景色等をご紹介したいと思います。
一番近い駐車場は?
『中の橋駐車場』は、奥之院に一番近い駐車場です。(約1km・徒歩約30分)
立体駐車場・バス駐車場・バイク駐車場もあり(無料)
★注意★
令和6年11月1日から11月24日まで「中の橋駐車場」並びに「金剛峯寺前第2駐車場」を
有料化とする実証実験が実施されます。
詳しくは、金剛峯寺HPを御覧ください。
▶トイレ設備有り
ベビーベッド、車椅子
奥之院まで、お手洗いはありません。
ここで済ましておきましょう。
出発~道中の見どころ
駐車場から横断歩道を渡り、奥之院入り口へ向かいます。
入口右側には、こうやくんグッズなどが売られている売店がありますよ。(土日のみ営業)
参道両側に立ち並ぶ、巨杉老杉や大小様々な墓石。
様々な形の墓石があるので、見て歩くのも楽しめます。
しばらく進むと十字路にたどり着きます。
右手には英霊殿。
紅葉の季節は、写真スポットとしてオススメです。
奥之院参道には、たくさんのお地蔵様がいらっしゃいます。
どんなお地蔵様がいらっしゃるか、探しながら歩くのも楽しみの一つです。
御供所周辺
しばらく歩くと、奥之院御供所に到着します。
奥之院御供所では、御守りや御札、御朱印を戴けます。
御供所の真ん中には、大黒堂があり、参道を挟んで反対側に大黒さまがいらっしゃいます。
姿勢がよくなるインソールで美姿勢へ Pitsole(ピットソール)▶営業時間
夏季(5月~10月)8:00~17:00
冬季(11月~4月)8:30~16:30
▶トイレ2か所有り
①御供所 右側奥
②水行場 奥
車椅子対応有り、ベビーベッドなし
更に奥へ進むと、水行場があり、水向地蔵が並んでいます。
ここでは先祖供養もできます。
水はバシャバシャと掛けるのではなく、『足元に優しく手向けましょう』と
お坊様が言われていましたよ。
御供所 左側には、嘗試地蔵様がおられます。
1日2回ほど空海さんへお食事が運ばれるのですが、その味見を担当されています。
水向地蔵に水を手向けたら、奥之院御廟へと向かいます。
聖域!奥之院御廟へ
奥之院へ向かうには、御廟橋を渡ります。
ここから先は聖域のため、写真撮影禁止、脱帽。
橋の手前では、入るときも出るときも、一礼します。
橋の手前で一礼するのは、御廟橋の向こう側で
空海さんが、お出迎えとお見送りをされていると言われているからです。
橋の下には空海さんが寝ていらっしゃるとも言われていますので、
傘などの棒で橋を突きながら歩くことは控えましょう。
燈籠堂内部は2万基以上の献灯が輝いており、神聖な雰囲気です。
決まった時間に読経、護摩焚きも行われています。
▶読経開始時間: 9:00/10:20/11:30/12:40/13:40/14:40
▶各開堂・受付時間
燈籠堂 開堂時間 6:00~17:00
供養受付: 8:30~14:40 ※予約不要
ご祈祷受付: 8:30~16:30 ※予約不要
※上記の時間以外で、下記日程・時間においては燈籠堂が再開堂。
1月1日 元旦: 0:00~2:00頃
8月13日 萬燈供養会(まんどうくようえ): 19:00~21:00
10月1日~3日 萬灯会: 19:00~21:00
護摩木は1本500円、2つまで願い事を書くことができます。
注意:令和6年9月下旬より約1年間、燈籠堂で改修工事が行われます。
私は訪れたR6.10.15は、燈籠堂の外右側にプレハブが建てられていました。
聖域中の聖域 地下法場
奥之院御廟には空海さんへ一番近づくことができる、地下法場が存在します。
※コロナのため拝観が中止されていましたが、令和5年1月1日(土)より拝観再開されました。
地下室にはたくさんの灯籠と、身代わり大師の小さな像がたくさん置かれています。
通路を通り抜けると、入定された空海さんの祭壇に到着。
御影が飾られており、人によって見えたり見えなかったりするそう。
手前には大きな数珠と五鈷杵が置いてあり、触ると恩徳が戴けると言われています。
(ツアー案内人の方が言われるには、五鈷杵を触って体の痛い所を触ると治る、と説明されていました。)
私はここが一番好きな場所で、しばらく静かに拝ませて戴きます。
地下法場の行き方。
燈籠堂左側から外へ→外を時計回りに進む→燈籠堂入り口正面から見て右側に
地下へ降りる階段→降りる。
▶地下法場参拝時間: 6:00~16:45
国内旅行・国内ツアーのオンライン予約 ビッグホリデー奥之院参拝後の休憩所 頌徳殿
御供所の右手奥に、奥之院 御茶処・頌徳殿があります。
建物奥に竈があり、大きなヤカンが置いてあります。
セルフサービスで、熱いお茶を柄杓で汲んで飲むことができます。
▶開扉時間
(夏:5~10月)8:00~16:30
(冬:11月~4月)8:30~16:00
まとめ
奥之院へ行くには、長い時間歩かないといけませんが
歩いているうちに心が無になり、静かな心で参拝することができます。
日頃の喧騒から離れて、自然の中で静かな時間を過ごすのもいいものです。
そして高野山は高度が高く、下界とは気温差が激しいです。
行く前に気温を調べ、服装の準備をしっかりとしておきましょう。
昼間の参拝をご紹介しましたが、夜間の参拝『ナイトツアー』も開催されています。
昼間とはまた違った雰囲気で、お坊さんの詳しいお話を聞きながらの参拝も新鮮です。
最後に ~幼児連れで困ったこと~
子供は2歳2ヶ月のときに、初めて高野山奥之院を訪れました。
その時困ったのは、奥之院にはベビーベッドが設置されたトイレがないことです。
トイレ掃除の方に聞いても、奥之院にはベビーベッドが設置されたトイレはないとのこと。
その代わり、車椅子用の広いトイレには、大きめの木のテーブルがあるので、
そこで替えられるかも?とのことでした。
仕方がないので、そこでおむつ交換をしましたが
落下防止設備が何もないので、細心の注意を払いました。
もし利用される方がおられましたら、高さもあるのでご注意ください。
木の上に直接子供を横にするようになるので、
体の下にブランケットなどを敷くと、少しは心地良いかもしれません。
コメント