高野山にはたくさんの宿坊がありますが、今回私が宿泊先に選んだのは「熊谷寺（くまがいじ）」というお寺。
その理由は、とてもシンプル。奥之院の入口である「一の橋」に一番近い宿坊だったからです。
高野山を訪れるなら、やはり奥之院は外せません。早朝に行われる奥之院での勤行には絶対参加したいと思っていたので、こちらの熊谷寺を選びました。
この記事では、熊谷寺で過ごした一夜の体験を、写真とともにご紹介します。
（※2017年当時のものです。現在は状況が違う場合があります。）
（本ページはプロモーションを含みます）
今回の宿坊は、高野山 熊谷寺 です。
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チェックイン
チェックイン 14：00～。
正門をくぐると玄関があります。
玄関右側に小さな受付があり、そこでチェックインを済ませます。
宿泊した週は、ご住職がお留守でとても残念でした。
受付は事務の方、部屋までの案内は、若いお坊さんがしてくださいました。
全体的に、クールな印象でしたね。
玄関正面には、不動明王と八大童子様が祀られています。
部屋や設備
部屋は、『特別室（中庭が見える）』と『通常客室（中庭見えない）』の2種類。
私は、部屋から中庭が見える『東雲』に宿泊しました。
上の写真の 左側が客室、右側が中庭になります。
廊下と部屋は障子一枚で仕切られ、鍵は掛けられません。
部屋に貴重品を入れる金庫が用意してあります。
隣の部屋とは、壁で仕切られています。
写真はありませんが、部屋は2部屋がつながっており、襖で仕切ることもできます。
右側がテーブルやTVなど寛げる部屋、左側は布団が敷かれ就寝の部屋になっていました。
この通路の客室には、日本人宿泊客が集められていました。
夜10時消灯で、廊下には足元が見えるよう、LEDろうそくが灯されています。
布団はふかふか、とても静かで、ゆっくりと休むことができました。
精進料理は全員で・・・
※精進料理は写真撮影禁止でした。
食事の注意点は、宿泊客全員が揃ってから、『いただきます』になるというところです。
時間に遅れると、他の宿泊客の方に迷惑がかかるので、早めの行動を心がけましょう。
ちなみに、海外の宿泊客は隣の部屋に集合でした（障子は開いているので、様子は見える）。
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大浴場とシャワー室
大きくはないですが、大浴場もあります。
私が泊まった当時は、シャワー室はなかったと思うので、最近できたようです。
熊谷寺は海外の宿泊客の方も多いです。
私がお風呂に入ろうと大浴場に向かったところ、入口の扉を1cmほど開けて中を覗く海外女性陣が10人ほど…（笑）
（慣れないから中が気になるんだろうな～、でもそこから見ても中は見えないよ）と思い、微笑ましく思いました（笑）
おそらくシャワー室は、日本式のお風呂に慣れない海外宿泊客のために作られたのかもしれませんね。
朝のお勤め・写経・阿字観
私は、早朝から奥之院の勤行へ出かけたので、熊谷寺のお勤めには参加していません。
（一応聞いたところ、全然構いませんということでした。）
朝のお勤めは、↑の円光堂で行われます。護摩焚きもあるようです。
他にも、阿字観体験・写経体験（共に有料）もできます。
注意点
①『ホテル』や『旅館』ではなく宿坊なので、過度なサービスの期待はしないほうがよいです。
②宿泊客全員で『いただきます』なので、食事の集合時間は厳守。
③門限があります。ナイトツアーに参加したい方は注意！
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常温で食べるのですが、とっても美味しいのでオススメです♪
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まとめ＆近くのカフェetc.
奥之院一の橋のすぐ近くという、立地が魅力的なお寺です。
ちなみに、熊谷寺の近くには、カフェや和菓子屋さんもあったりして、スイーツには困りません♪
ご住職が留守でも、若いお坊さまの朝のお勤めや護摩焚きは迫力があるそうで、ぜひ体験していただきたいと思います。
オススメの宿坊の１つです！
熊谷寺の場所は？
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