「何事にも打ち勝つ開運の神」として有名な、宮地獄神社へ行ってきました。
今回は、巡れば大願が叶うと言われる『奥之宮八社』を中心に、
風景・イベントを紹介します。
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宮地獄神社に一番近い駐車場は?
宮地獄神社へ行くには、『第一駐車場』に車を停めるのが一番近いです。
広い駐車場で、奥側が一番神社に近くなっています。
正式参拝は、入ってきた道路側からになります。
駐車場から裏へ抜けると、神社の階段下に出る近道もあります。
▶宮地獄神社 第一駐車場
トイレあり。
車椅子用トイレあり。
車いす用トイレのみ洋式、他は和式。
ベビーベッド設備なし。
自販機あり。
”嵐”で有名な光の道
宮地獄神社と言えば、嵐のCM撮影で有名になった”光の道”があります。
長い階段を登りきった所が光の道起点かと思っていたのですが、
宮地獄神社HPによると、違うようです。
こちらが、参道を通り過ぎて一番最初にある鳥居です。
ここから長い階段を登ります。
階段の中間地点です。
ここが、光の道起点になるようです。
左側に電子案内板、右側に池があります。
階段の一番上からの風景です。
真ん中から下を見渡すと、真っ直ぐに道が伸びています。
ここで写真を撮られている人が、たくさんいらっしゃいました。
階段を登りきった左側に、光の道の写真があります。
記念写真も撮れますよ。
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少し進んだところに、御神牛(ごしんぎゅう)が左右にいらっしゃいます。
たくさんの大きな松ぼっくりが供えてありました。
周囲を見渡すと、大きな松の木があり
みなさんはその松ぼっくりを拾い、お供えされているようです。
次は手水に向かいます。
オシャレな手水がありました。季節により花が変わるので楽しめます♪
もちろん手を清めることもできます。
この手水の向こう側に、お手洗いがあります。
境内にはここの他にお手洗いは見当たらなかったので、ここで済ましておきましょう。
お手洗いに横に、小さな売店もありました。散策に疲れたら、休憩もできます。
手水から見た楼門前です。
楼門右下で、巫女さんが御守りを授与されています。境内にも授与所はあります。
私の御朱印 履歴
こちらは平成31年春のものです。
現在はたくさんのオシャレな御朱印があり、どれにしようか迷うほどです。
年に一度のおおしめ祭り
宮地獄神社でまず最初に目に飛び込んで来るのが、大注連縄です。
日本一の大注連縄で(※宮地獄神社HPより)、
長さ十一メートル、直径二・六メートル、重さ三トンもあります。
願い事用紙に願い事を書き奉納すると、
大注連縄に練り込まれ
一年間注連縄と供に神様の下で祈念されます。
▶おおしめ祭り
斎行日:令和5年12月16日(土)
大注連縄祈願 初穂料三千円
日本一の大注連縄といえば、出雲大社では?と思ったので調べてみました。
出雲大社の大注連縄
拝殿の注連縄:長さ6.5m・重さ1t
神楽殿の注連縄:長さ13.6m・重さ5.2t
数値だけ見ると、出雲大社のほうが大きいようですが、
なにか事情があるのかもしれません…。
ただ、出雲大社のHPには、日本一の大注連縄とは書かれていませんでした。
12月より、家庭の神棚や玄関にかける注連縄も授与されるようです。
注連縄(小) 初補料 5000円
注連縄(大) 初補料 7000円
注連縄(特大) 初補料 15,000円
モマ(ふくろう)の玉換祭
宮地獄神社拝殿左側に、モマ(フクロウ)が2匹います。
いつも眠そうにしていますが(夜行性なので当たり前)
今回はめずらしく羽を広げていました!
そんなモマ(フクロウ)にちなんだお祭りが、1月にあるようです!
▶玉換祭
”宮地嶽の山中で、道に迷った正直者がモマ(フクロウ)に導かれ、金の玉を得ました。
そんな故事からの玉換祭。”
番号の付いた玉(大きな飴玉)を購入し、
抽選会で金の玉・銀の玉等の景品を戴けるようです。
令和6年の日程はまだ記載されていません。
玉換祭限定の御朱印もあるようです。
ぜひ、見てみたいですね!
ちなみにかわいいモマのおみくじもありましたよ。
奥之宮八社巡り
八社を一社一社お参りすれば大願を得られる、という奥之宮八社巡り。
それぞれの風景をご紹介します。
奥之宮八社巡り 入口
奥之宮への入口は、拝殿左側から向かいます。
八社巡りの看板をくぐり、少し歩くと須賀神社があります。
八社には含まれませんが、お祓いの意味を込めて忘れずにお参りしましょう。
ここから一番奥の不動神社まで緩やかな坂道になります。
一番最初の鳥居の下に杖も用意されていますので
必要な方はお借りして行きましょう。
この坂をしばらく登ると、右側に七福神社のノボリが見えます。
その左側に、お手洗いがあります。
道のりは長いので、行きたい方はここで済ましておきましょう。
少し古いお手洗いです。
自動販売機も設置してあります。
七福神社
最初の鳥居をくぐり、しばらく歩くと
右手に七福神社のノボリが見えてきます。
連なる鳥居をくぐると、最初に小さな弁財天様の祠があります。
更に奥へ進むと、2つの神社が見えてきます。
こちらは、七福・大黒堂です。
中には大小様々な七福神様が祀られています。
七福・大黒堂の右側に、七福神社があります。
▶七福神とは
日本の伝統的な信仰の対象で、七つの幸福や繁栄をもたらすとされる神々のこと。
☆ご利益
恵比寿(えびす):商売繁盛、豊漁、幸福な結婚
大黒天(だいこくてん):商売繁盛、豊穣、家族の安全
弁財天(べんざいてん):知恵と学問の神、金運、芸術の神
布袋(ほてい):富と幸福、商売繁盛、財宝の守護神
福禄寿(ふくろくじゅ):寿命、幸福、財宝、繁栄
寿老人(じゅろうじん):長寿、健康、幸福な老後
毘沙門天(びしゃもんてん):家族の安全、学問、勝負事の勝利
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稲荷神社
七福神社を少し通り過ぎると、左側に稲荷神社があります。
たくさんの鳥居が奉納されています。
この鳥居をくぐり、前の階段を登らず、途中で左に曲がります。
お稲荷様は、昔から食物の神様として崇められてきました。
主に、商売繁盛の願いを叶えてくださると言われ
商売人は1日と15日にお参りする風習があります。
不動神社
稲荷神社から少し登ると、不動神社があります。
不動神社は、日本一の大きさを誇る、横穴式石室古墳の中にお不動様が祀られています。
古墳内は撮影禁止のため、写真はありません。
とても厳かな雰囲気です。
▶不動神社 ぜんざい祭り
毎年2月28日に行われています。
この日だけは石室内に進むことができます。
お不動様のお近くでお参りし、ご神徳を戴きましょう。
ぜんざいも戴けるようです。
万地蔵尊
不動神社左側を進むと、参道左側にいらっしゃるのが万地蔵尊です。
お地蔵様は日本の仏教の守護神であり、特に子どもや旅行者、
死者の魂などの守り神として崇敬されています。
こちらの万地蔵尊は、子供たちの守り神とされ
子供の願い事はなんでも叶えてくださるそうです。
恋の宮
万地蔵尊をお参りし先へ進むと、かわいいお宮にたどり着きます。
こちらには、あわしま様(淡島神社)とぬれがみ様(濡髪大明神)が祀られています。
あわしま様は、女性の体を
ぬれがみ様は、女性の心をお守りされています。
ハートやヤギなどの、かわいい飾り付けにも癒やされます。
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恋の宮の隣に、三宝荒神という火除けの神様が祀られています。
少し見にくいですが、鶴が左右に置かれています。
水神社
三宝荒神の隣に、水神社があります。
宮地獄周辺に大河はありませんが、
龍神様の采配により、尽きることなく水が湧き出ているそうです。
生活に欠かせない水。
日頃あまり意識することはありませんが、
蛇口をひねれば水が出ることに感謝しなければなりませんね。
薬師神社
水神社の隣に御守り授与所があり、その隣に薬師神社があります。
薬師如来様が祀られています。
ご真言は「オンコロコロ センダリマトウギソワカ」。
薬師如来様は、病気や痛みからの救済を授け、
また悟りの道を開く存在とされています。
具合の悪いときなど、ご真言を唱えると症状が軽くなるかもしれません。
薬師様をお参りすると、八社巡りは終わりです。
巡っているだけで、祓われている気分になりました。
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縁起物のガチャガチャ
御守りや縁起物のガチャガチャが設置してありました。
1回500円。
まとめ 幼児と巡ってみて…
子供と奥之宮へ初めて行ったのは、2歳4ヶ月の時でした。
その時は、駐車場からの行き帰り、自力で歩きました。
3歳を過ぎると要領を得て歩かなくなる、と言われますが
4歳4ヶ月の時は、奥之宮巡りの途中で歩かなくなりました(笑)
幼児と行く場合、抱っこして歩く覚悟は必要かもしれません。
不動神社まではひたすら登り坂なので、結構大変です。
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